

取締役CFO鈴木 香苗KANAE SUZUKI
PROFILE
静岡県磐田市生まれ。中央大学卒。大学卒業後、東京でウェディングドレスをはじめフォーマルドレスのコーディネーターとして、新郎新婦やピアニスト等のドレスコーディネートを行う。地元浜松に戻ってからはIT関係の会社にて広報・マーケティングを担当。セミナーの企画運営、自社ホームページ運営、パンフレット作成等に携わる。
新大陸入社当初は、前職の経験を活かし広報やクリエイティブチームリーダーを担当。
現在は人事部門・総務経理部門を統括。男の子2人の母。
INTERVIEW

Q 現在担当している仕事内容とやりがいを教えてください
新大陸で二度の産休育休を経て、現在は人事部門・総務経理部門のリーダーをしています。部門全体のマネジメントが主な仕事ですが、プレイングマネージャーとしてメンバーの状況を見つつ現場フォローや実務も行っています。
また、取締役として代表の想いを汲み、会社全体の方向性を共に考えて明文化したり、会社全体の仕組みに落とし込んだりという役目もあります。経営判断が必要な局面では、財務やコンプライアンス、リスクマネジメントなどの観点から意見や提案をすることもあります。
そういう毎日を過ごしているので、クライアントやパートナーから感謝の言葉をいただけた時や、スタッフと一緒にクライアントの成果を共有できる瞬間は感激もひとしおです。
スタッフが日頃前向きに仕事に取り組み、時に苦しいことも乗り越えながら成長し活躍している姿を見ると、自分の存在意義ややりがいを感じます。

Q 質の高いサービスを提供するために、人事総務部で努力していることは何ですか?
人材採用・育成や文化醸成による組織力の強化は、新大陸が今後どれだけ大きくなったとしても、常に力を入れて取り組んでいきたい課題です。
新大陸が目指すビジョンを実現するためにも、新大陸の価値観に共感し、チャレンジを楽しめる成長意欲の高いメンバーを集められるように努めています。スタッフ一人ひとりが自分自身や仲間の成長・会社の成長に喜びを感じ、自信を持って働ける環境をつくることが部署の最優先ミッションです。
現在は、キャリアアップ制度(人事評価)の仕組みをブラッシュアップしています。単なる「評価」ではなく、スタッフの成長やモチベーションの源泉となる仕組みを作ることが目標です。
また、どのスタッフも一定以上のサービススキルを習得でき、確実にスキルアップに繋がる研修プログラムの構築運用にも取り組んでいます。
それらは構築してからが本番。運用しながらスタッフの声に耳を傾け、常にアップデートを繰り返しながら浸透させていきたいですね。日々のそうした努力の結果として、クライアントへの大きな価値提供につなげていきたいと考えています。
Q 新大陸が今後目指す姿と未来のビジョンについて教えてください。
今も昔も新大陸が目指すのは、ナンバーワンよりもオンリーワンの企業です。
どの企業にもできない企画で新たな価値を提供し、日本中・世界中の人々を巻き込み、ポジティブの連鎖を生み出したいと思っています。現状は建築業界メインでサービスを提供していますが、もっとサポートできる業種業態は拡がるはずです。グローバル展開も視野に入れて動いています。
今、新大陸では起業家の募集も行っています。これはWebマーケティングに関する新しい企画を外部からも募集して、素晴らしい企画には代表が投資し、子会社として事業を立ち上げてもらおうというものです。面白いでしょう?そうして、まだ見ぬ新たな新大陸をいくつも発見し、耕し、種をまいて花を開かせる。新大陸にしか生み出せない価値を提供して、世界にイノベーションを巻き起こしていきたいです。
会社が大きく飛躍したとしても、スタッフそれぞれが新大陸の未来を自分の未来として捉えられるよう、会社のビジョンはこれまで同様スタッフ全員で一緒に考え、皆の言葉を紡いで言語化していきます。
Q 新大陸のスタッフにはどんな思いをもって働いてほしいと考えていますか?
一人ひとりが会社そのものであり、一人ひとりが「私たちが会社を創っている」と思ってほしいです。皆の力があるから今の新大陸があります。
振り返れば、私が入社した10年以上前から今に至るまでにはたくさんの壁があり、苦難がありました。でも、今思えばどれも必要な試練で、悩みながらも一つひとつ乗り越えてきたからこそ皆との深い絆があるし、大切な想いが色褪せずにあります。
これからもたくさんのクライアントに笑顔になっていただくために、私たちは絶えず学び、悩み、いくつもの壁を乗り越えていくと思いますが、その状態こそがまさに新大陸でいうポジティブな状態です。その先に待つ大きな達成感ややりがい、喜びを皆に感じ続けてほしいです。

Q家事育児と仕事を両立する秘訣はありますか?また、休日の過ごし方やリフレッシュ方法を教えてください。
メリハリをつける、タイムスケジュールを意識する、そして完璧を目指さないことですね。子供のお迎えがあるのでいわゆる時短勤務ですが、ポジション的には完全裁量ですので、限られた時間の中でいかに成果を生み出せるかを常に意識しています。
昔はまだ制度や仕組みが整っておらず、会社として機能させるために奔走していた時期がありました。その頃は子供たちがまだとても小さかったのですが、会社のメンバーが少なくて仕事を預けるわけにもいかず、とにかく時間が足らなかった。保育園の先生に「子供たちにあまり時間や愛情をかけられていないように思う」と相談したら、「お母さん、時間ではなく質よ」と教えていただき、救われたのを覚えています。
1日24時間と限りがある中で、仕事モードと家モードの切り替えはとても大切です。そして頼れるものには遠慮なく頼る。固定観念や罪悪感を捨てて、人にも家電にもお惣菜にも頼ります。とにかくお母さんが笑顔でいるのが家族にとって一番。お母さんはちょっとずっこけているくらいがちょうどいいと思います。その分子供がしっかりしますから(笑)
休日は子供たちの習い事がメインですが、私も一緒に楽しみたい!と思って、昨年から子供たちと一緒に乗馬を始めました。自然の中で馬に乗っていると気持ちも開放的になり、とてもリフレッシュできます。