新大陸の採用イベントをご紹介します
【ブログ】新大陸の歴史#4 2013年〜相次ぐスタッフ退職から学んだ本来の組織経営とは〜
みなさんこんにちは。
新大陸 取締役の鈴木香苗です。
前回に続き、新大陸のこれまでの歩みを皆さんにご紹介したいと思います。
【SNSの時代がくると確信して】
2011年に新大陸がはじめて手掛けたWeb集客施策、共同購入型クーポンサイト「ハンガクロック」。
運営当時、サイトへの記事掲載と併せてTwitterやFacebook、mixiなど話題のソーシャルメディア(SNS)やローカル運営のブログにも記事を掲載。
情報拡散やクチコミからの集客効果はリアルに感じていましたが、想像を超える勢いでSNSはさらに成⻑を続けていました。
チラシやフリーペーパーに莫大な費用がかかっていたのに対し、SNSなら掲載無料、拡散も期待できます。
当時は先進的な企業でも、せいぜいホームページを立ち上げる程度でしたが、代表は加速するスマートフォンの普及を横目で見ながら、SNSが紙媒体にとって代わるのだと確信しました。
こうして、ハンガクロック運営メンバーたちと「WEBマーケティング部運営サービス」を立ち上げました。現在のWebマーケティングサービスの原点です。ハンガクロックサイトに掲載してくださっていたお客様にサービス内容を説明すると「ぜひやりたい!」と言ってくださる方が多く、時代の波に乗ってサービスは走り始めました。
しかし、経営の問題は未だ解決されていませんでした。
【組織経営の学び直し、「人が主役」の経営に】
当時掲げていた理念はスタッフに浸透しておらず、経営計画もありません。
「とにかくテレアポしろ!」「売上100億円を目指せ!」とスタッフのお尻を叩く日々。
東京進出の計画に鼻息荒く、代表が前職でお世話になった先輩を巻き込んで会社拡大の夢を声高に語り続けた結果、わずか数名を残してスタッフのほとんどが新大陸を離れていってしまったのです。
ちょうどその頃、私は2人目の子供の産休育休で一時会社を離れており、たまに差し入れを持って会社を訪れましたが、社内の雰囲気はとても暗く、当時の代表の落胆ぶりは相当なものでした。
この経験から、「営業コンサルのスキル」と「会社を作るスキル」はまったく違ったところに軸があるのだと、代表は思い知ります。
組織経営コンサルティングを受けて経営を学び直し、企業理念や経営計画の大切さを知って「これを本気で作成し運営しなくては、会社を立て直すことはできない」と痛感したのです。
その後、代表は売上至上主義をやめ、スタッフが自主的に動けるための仕組みを考え始めました。「人が主役」と言いながら、実際にはそれが実践できていなかったのだと、気づいたのです。
【理念を掲げ直し、主体的に働ける会社へ】
代表は改めて「マーケティングで世界をポジティブに」という理念を掲げ、行動規範を示したクレドを作りました。
その後、当時在籍していたメンバーで「こんな人と一緒に働きたい」という価値観を言語化した4つのコア・バリューを作りました。それらの価値観は今も大切にされ、スタッフに浸透しています。
経営を立て直すこと、組織を強くすることは並大抵のことではありませんでしたが、紆余曲折を経て今の経営スタイルが確立され、「何事も自分から動く」ことを楽しんでやれる人が集まってくれる会社になりました。
大切な価値観を守り続け、⻑期的な視点で経営計画を立て、目標に向かってそれぞれがポジティブにチャレンジしている新大陸。起業時に抱いた挑戦者としてのマインドはこれからも受け継がれ、色褪せることなく続いていきます。
現在も新大陸の新しい歴史を一緒につくってくださる方を募集しています!