新大陸の採用イベントをご紹介します
【座談会】「なぜ業界未経験者でも活躍できるのか?」新入社員2名の体験談から紐解く!
新大陸の新入社員研修は、半年間で業界未経験の方でも一人立ちが目指せる仕立てになっています。直近で新入社員研修を経験した2人に、「実際の研修はどんなものだったのか」率直な感想を語ってもらい、「なぜ業界未経験でも活躍できるのか」を紐解いていきたいと思います。また、2人を身近で見守りながら、彼らの教育にも携わっている先輩が、どのような想いを抱いたのかも聞いてみました。今後入社する人のために、どんな教育環境をつくっていきたいか、3人それぞれの視点が光る座談会となりました。
<パネラー紹介>
・岸上 遼(写真真ん中)
半年間のディレクター研修を完了。コピーライティングの社内勉強会講師にもチャレンジ。
・長井 彩音(写真右)
ディレクター志望で入社。より深い提案を行い、視野を広げるため営業研修を経験中。
・辻下 裕昌(写真左)
福岡チームリーダーとしてマネジメントや教育にも携わりながら、プロデューサーとしても活躍。研修講師や新大陸センター試験の監修も務める。
Q1. 研修を受けて「ここがよかった!」と思うのは、どんなところですか?
長井:私は中途採用ですが、この業界未経験で、Webマーケティングの知識は持たないまま入社しました。中途採用というのは、即戦力を期待されて採用されるものだと思っていましたが、新大陸にはWebマーケティングを基礎から学ぶプログラムがありました。
4拠点のさまざまな先輩からZoomで直接コミュニケーションを取りながら教えてもらうことができ、最新の知識が身につけられるので、なんて贅沢な研修だろう!と思っています。
それに、メンター制度がとてもありがたいですね。拠点をまたいだ営業チーム全体でフォローしていただくことも多いですが、つねに身近な先輩が見守ってくれて、何が正しくて何が間違っているのか教えてくれるのは本当に安心です。
営業以外の面も相談できて、早い段階で組織に慣れることができました。
岸上:メンター制度があることで、半年後の未来を具体的にイメージしながらOJTに取り組むことができました。半年後にこうなっていたい、だから今これに挑戦しよう、と逆算して臨むことができました。
ロープレも、メンターだけでなく色々な先輩に見てもらえて、それが成長スピードを加速させてくれた気がします。
お客様に価値ある提案をするためには、単純に知識のインプットだけでは足りず、ファシリテーションや質問の仕方などコミュニケーションスキルも必要になってくるのですが、先輩の顧客訪問に同行させていただき、先輩の生きた技を盗むことができましたし。
先輩である辻下さんは、研修を受けている新しいメンバーを見て、どう感じますか?
辻下:ここ2年くらいで教育研修制度が整ってきているなと感じます。現場でのOJTと研修(OFF-JT)のバランスが良くなりましたよね。
自分が入社した頃の新大陸は、“とりあえず実践!”何も分からないままぶつかっていくスタイルでしたが、今は知識をインプットしたうえで、現場でのOJTをスタートできるのが良いなと思います。
メンター制度で新入社員の安心感は増したと思います。それにメンターだけでなく、周りの先輩に聞けば誰でも教えてくれるのが新大陸のカルチャー。いろんな人から学べるのだから、異なる観点・やり方をたくさん吸収して、その中から自分に合うやり方をつかんで欲しいし、それができる環境だと思います。
Q2.研修でどんな力が身についたと思いますか?また、これから何を身につけていきたいですか?
岸上:顧客のマーケティングを運用する上での、自分なりの軸が整ったと感じています。
点の知識だけではなく、全体を見渡して戦略を立て、ディレクションする力が身につきました。といっても、まだまだ固まり切ってはいないんですが、でき始めていますね。
素の自分は、あまり喋るのが得意ではなく、グルグル考えて結論をだすタイプなんですが、辻下さんのファシリテーション研修で「結論から話す」「伝える力が大切」と学び、それを現場で生かすことができていると思います。
長井:前職では有形商材を取り扱っていたため、説明書があれば営業は成り立ちました。しかし、新大陸ではモノではなく“解決策”を売っているので、より深く広いヒアリングを行い、それを自分なりの提案に結びつける力が必要です。
最初は経験が少なくそれが難しかったのですが、色々なお客様の悩みと対峙する中で、だんだんと仮説を立てたり、提案ができるようになってきました。OJTでの経験を積むうちに、研修や勉強会で学んだ点と点がしっかり繋がって、成長できていると自信が持てました。
辻下さんは研修をする立場として、新入社員に対してどんな思いがありますか?
辻下:半年の研修期間中に、一つでも特筆に値する力を身につけて欲しいし、自分が「何が得意なのか」を発見して欲しいなと思います。
例えば、岸上さんのコピーライティング・スキル。先日の社内勉強会のような場で、全スタッフの前で自己アピールして、社内でも社外でも頼られ求められる存在になる、という機会が、みんなにあると良いと思います。
自分で自分の強みを見つけられるよう、彼らを導く自分たちが“発見の機会”を提供できるように意識しています。何か一つでも強みや、自信を持って語れることが見つかった方が楽しいし、自分に自信が持てますからね。
最初はなんでもいいと思うんです。掃除でもいい。毎朝誰よりも早く出社するとかでもいい。
Q3.研修で大変だった点や、苦労した点はありますか?
岸上:正直言って、苦労は多かったです(笑)。1ヶ月の座学研修のあとチームに配属されてOJTに突入しますが、新人とはいえクライアントと対峙して、クライアントの幅広い課題に直面し対応することになります。限られた時間の中で成長を求められるシビアさがあります。
最初は自分で考えながら、時間をかけて解決することしかできませんでした。
でも先輩に聞きやすい環境なので、少しでも迷ったら先輩に相談することができました。皆さん手を止めて、真摯に向き合ってくれるのは他の会社にはないところだと思います。
こういった雰囲気は日々のコミュニケーションから醸成されていると感じます。
長井:苦労しているのは、ヒアリングからクロージングまでの自分らしい営業の型をつくることですね。
だれかのマネをしてもそれだけではダメで、自分だけの型がほしくて試行錯誤しています。しかも、相手の会社も一つとして同じ会社はありません。そういう状況の中でも自分の型を磨いて、次はこうしよう!このやり方がしっくり来た!というところを探している段階です。
金額以上の価値、重みをお客様に感じていただくためにはどうしたらよいか、多くの先輩方から勉強中です。
先輩も忙しいと思うのですが、意識して教える時間をつくるようにしているんですか?
辻下:質問をしてもらえると、こちらもノウハウを伝えるいい練習になると思っています。結果、自分の成長にもなるんですよね。アウトプットすることで整理され、ナレッジ化できるので。
伝える時は、どう伝えたら行動に移してもらえるかをつねに考えています。お客様に対してもそうですし、社内でのコミュニケーションも同じです。
自分が伝えたいことを伝えても、相手が行動に移せなかったら意味がないので、実行できるような伝え方をしてあげたいと思っています。
また、一から十まで教えるのではなく、理解へのきっかけを与えて、自分で考えてもらうことも意識していますね。
Q4.今後、新大陸に入社してくる後輩たちに、先輩としてどんな教育をしたいと考えますか?
長井:先輩たちは忙しいなかでも、私の取組みに対して自分ごとのように優先順位をあげてサポートしてくれて、すごくモチベーションがあがりました!自分を認めてくれて応援してくれるので、大変だけど頑張ろうと心から思えました。自分もそういう先輩になりたいです。
岸上:どういう言葉をかけてあげたら動いてもらえるのか、ヒントを与え続けるような先輩になりたいです。メンターの石田さんからのアドバイスで「勉強会の講師をやりたい」と、代表のあつさんに直談判することができました。
あのときの石田さんの一言がなかったら、やれていないと思うんです。
研修を受け身でやっても知識だけの人になってしまうので、どれだけ意欲的に行動できるかのヒントを与えられる人になりたいですね。
辻下:受ける側は学ぶ内容が正しいかどうかわからないと思うんですよ。
だから研修をする側になったときは、それが正しいか、ニーズに合っているか、ずっと考えて、より良く変えていって欲しい。
研修内容を自ら“疑い”続け、ここががわかりにくかったというポイントをしっかり研修に落とし込んでいかないといけないと思っています。
内容をアップデートする意識をスタッフみんながもっているべきですよね。
個性を伸ばすのも大事ですが、全員が一定のレベルで大事なことが間違いなく滞りなく再現できるように資料に落とし込むことも大切だと思います。個を伸ばすためにも、標準化・型化が大事だと考えているので、皆で取り組んでいきたいですね。
編集者より
「新大陸では、なぜ業界未経験者でも活躍できるのか」それは研修制度や研修コンテンツの中身もさることながら、入社したスタッフの主体性や自立性、関わる先輩や上司たちからの「自分の強みを生かして活躍してほしい」という“想い”に負うところも大きいのだなと改めて感じました。
「仕組み」をつくることも大事ですが、それを価値あるものにするのは、スタッフ一人ひとりが仲間の力になりたい、皆でお客様に貢献したいという価値観を共有できているからだと気づかされた座談会でした。
これからも「仕組み」と「価値観・風土」いずれも大事に育んでいきたいと思います!